先週の土曜日 SAMSARA “ECHO-LOGY LINE” LAUNCH PARTY にご来場くださった皆様ありがとうございました!おかげ様で大盛況で、初の試みだったシルクスクリーン・ワークショップも大人気でした。

パッチワークアートとそのクリエイター・フナツサチコさん

今回のパーティーでは フナツサチコさん による絶滅危惧種のパッチワークアートも展示しました。私たちは事前に作品を見ていましたが、実際わたしたちのプロダクトや花泥棒さんのフラワーブーケとともに展示してみると、作品の暖かさが空間にぴったりで感激でした!

パッチワークアートについて

フナツさんは今回SAMSARAの “ECHO-LOGY LINE” でフィーチャーされている5種の絶滅危惧種「フタコブラクダ」「アマゾンカワイルカ」「ユキヒョウ」「タテガミオオカミ」「ハクトウワシ」をパッチワークで描いています。

SAMSARAのプロダクトの大部分はセカンドハンド・テキスタイル(質の良い廃材)を再利用して生産されていますが、そのこだわりに賛同してくださって、パッチワークに使われている生地のおよそ80%に端切れを活かしてくださっています!

フナツさんにインタビュー

今回の【絶滅危惧種xパッチワーク】のコラボレーションを記念して、少しお話を伺いました!

本業はデザイナー

フナツさんの本業はアパレル・デザイナーですが、そもそも昔から手先が器用でものづくりが好きだったそうです。
それもあって第一希望はパターンナーだったものの、現在の会社の面接を受けたらデザイナーとして受かり入社したそうです。

編み物やパッチワークなどは趣味の一環で作っているそうですが、やはり「手作業」がフナツさんにとって重要なキーワードなんですね!

趣味はパッチワーク

パッチワークは最近はじめたそうですが、キッカケはイギリスのチャリティマーケットのエントランスに掲げられていたパッチワークの看板でした。
パッチワークのカラフルで無限な色の組み合わせが好きなフナツさん。通常パッチワークはほっこりした作品になりがちですが、そう見せないデザイン性やカラーコーディネートを心がけているとか。

今回の作品を見ると、最近始めたとは思えないくらい素晴らしいアートに仕上がっています!

今回の絶滅危惧種たちや動物について

もともと動物好きなフナツさんは猫、オカメインコやセキセイインコと暮らしていた経験があります。インコと一緒にベッドで寝たり、肩に乗せて公園をお散歩したり、とても深い絆で結ばれていたそうです!

今回5種類の絶滅危惧種をパッチワークアートにしていただきましたが、それぞれ動物としてはすでに知っていたものの、彼らが絶滅危惧種だということは今回のコラボレーションで初めて知ったそうです。

SAMSARAとしては、こうやってアートやコラボレーションを通して絶滅危惧種について知ってもらえることがとても嬉しいです。そして、共同製作したものを通してさらに多くの人たちに広めていくことが使命とも感じています!

今回の作品への想い

パッチワークはミシンを使っている部分もありますが、動物の部分は完全に手作業で作ってくだいました。フナツさん的に、完璧ではなくちょっと曲がっているものの方が味や温かみがでるそうで、そういう意味でも動物部分を手作業することにこだわってくださったとか。

一針一針動物たちのことを思いながら縫い上げ、そういう愛おしい気持ちを持って作品を見てもらいたいし、動物を守っていきたいという気持ちが広がってほしい、とおっしゃっていたフナツさん。
私たちにとって、共通の想いの元で一緒にクリエイトできたことが何より幸せでした!

絶滅危惧種xアートxアパレル

SAMSARAは絶滅危惧種の認知を広めることを目的としていますが、その方法として共通の想いを持っているアーティストや団体とのつながりも重要に思っています。
VTFコレクションではイラストレーターとのコラボアパレルコレクションを企画しましたが、今回はイベントでの展示コラボ企画でした。今後もぜひ続けていきたい試みの一つになりました!