塗り絵コラボレーション企画【Art-From-Home Collaboration】第三弾は、SAMSARA “Voice To Future” コレクションでD[di:]と共にコラボレーションに参加してくれたグラフィックデザイナーSCIORRAです!

SCIORRA x Art-From-Home

SCIORRAは私たちのInstagramやオンラインストアにUPしているグラフィックなども手がけてくれて、SAMSARAらしいクリエイティブの開発を日々行ってくれています!
そんな彼には日本の絶滅危惧種の猛禽類【シマフクロウ】の塗り絵アートをお願いしました!

シマフクロウについて

魚を狙うシマフクロウ (Photo by Iktong Ryo)

シマフクロウは日本以外に中国とロシアに合計およそ1000〜2500羽棲息し、IUCNレッドリストでは絶滅危惧種(1B類・EN)に指定されています。しかし日本の個体群は140羽程度しか確認されていないため、国内の環境省レッドリストでは最も危険度の高い絶滅寸前種(1A類・CR)に指定されています。

実は神聖な動物

阿寒湖アイヌコタン入り口のシマフクロウモチーフ(Photo by Iktong Ryo

SAMIEとSARAは以前からアイヌ民族に縁があり、SARAは道東にも縁を感じていて、道東の絶滅危惧種といえばシマフクロウ!そういう流れで2019年の暮れに私たちは野生のシマフクロウに出逢うべく北海道の道東を訪れました。

近年アイヌ文化は以前より注目を浴びているように感じます。そのためすでにご存知の方もいると思いますが、シマフクロウはアイヌの人々にとってはとても神聖な存在です。

アイヌシアター「イコロ」のシマフクロウモチーフ(Photo by Iktong Ryo

シマフクロウはコタンコロカムイ(村を守る神)として崇められているため、町のいたるところにシマフクロウのモチーフが飾られています!

個体数が減ってしまってから遠い存在になってしまいましたが、こうやって道東を旅するとシマフクロウがより身近に感じられて嬉しいです!

なぜ絶滅危惧種なのか

釧路市動物園のシマフクロウのつがい

以前は、環境破壊(とともにシマフクロウの巣作りに欠かせない大木の減少)や餌資源の減少がシマフクロウを脅かす主な原因でした。
近年は変わって、

  • 人間が生息地に侵入することによる繁殖の妨害
  • 漁網、感電、交通事故死

などが主な原因です。もちろん大木にしか巣作りができない彼らにとって棲息可能環境の減少はいまだに深刻な問題です。

塗り絵の使用方法はこちら

下記リンクからJPGデータをダウンロードできます↓↓

https://bitsend.jp/download/48a3f320861e876c32919ed80d27b375.html

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印刷予約番号 : 66451758