先週末はアースガーデンのSAMSARAブースにご来場いただき誠にありがとうございました!

最近の週末は台風や大雨続きでしたが、先週末はなんとかお天気がもってくれて本当によかったです。

サポートしに来てくれた友人たち、SAMSARAをすでに知って応援してくれている方々、そして今回初めましてだった皆様!今後ともよろしくお願いいたします。またどこかのイベントでお会いできることを楽しみにしています。

アースガーデンでのエコな取り組み

アースガーデンはエコなライフスタイルをフェス・WEB・フリーペーパーで提案する活動をしていますが、今回せっかくなのでいいなと思った取り組みを紹介します!

ゴミを減らす活動

フェスやイベントでよく問題になるのが【ゴミ】です。
どうしても使い捨ての食器や食べ残し、パッケージなどいろいろゴミが出てしまいますよね。

アースガーデンではマイ食器やマイボトルを推奨しており、環境にやさしいフェスの在り方を追求しています!
飲食ブースではマイ食器・ボトルがない場合、+50円でお皿やカップを提供していました。

もちろん、1回きりの使い捨てプラスチック製や紙製ではなく、再利用可能なしっかりしたプラスチックのものでした。

食器のリユースステーション

イベント会場内には何ヶ所か【リユースステーション】がありました。

使い終わった食器やカップをこちらのステーションに持っていくと、食器を返却する代わりに50円がキャッシュバックされます。欧米ではよくあることですが、面白いなと思ったのが、その回収時のシステムです!

リユースステーションにはもちろん燃えるゴミ、燃えないゴミ、食べ残しなどの分別されたゴミ箱が用意されていましたが、その隣には小さい布の切れ端がいくつも入っている箱が。

お皿を持っていくと、返却する前に布切れを使って食器を拭いてください、とスタッフさんに言われます。
食べカスや油汚れなどを事前に落とすことで、その後洗浄する際の水や洗剤の量を抑えられるんです!

ゴミを分別し、食器を拭いてから返却するとキャッシュバックされます。

一歩先のエコを考えているな、と思いました!
ささやかですが、マイ食器を持参しようがしまいが、ひとりひとりの行動が環境の為になっている、というシステムも素晴らしいです。

私のドイツでの経験

私は生まれがドイツで、大学時代はドイツに留学していました。それ以外にも何度かドイツには旅行しており、訪れるたびにエコやサステナビリティに対する関心の高さに感動します!

フェスやクリスマスマーケットでのエコは当たり前

アースガーデンが行っているリユースシステムですが、ドイツではだいぶ前から浸透しているシステムで、【プファンド / Pfand】と呼びます!

何年も前に家族でドイツ旅行に行った時、たまたまフランクフルトで音楽系のフェスが開催されていましたが、その時はすでにリユース可能なエコカップやお皿が使用されていました。
フェスのロゴ入りだったので記念に持ち帰ってもいいし、返却してキャッシュバックも可能でした。

日本人にも人気のクリスマスマーケットでももちろんプファンドシステムが利用されています。
グリューワイン(スパイスの効いたホットワイン)などの暖かい飲み物をオーダーすると、その街にちなんだデザインの陶器製マグカップで手渡されます。
とても可愛くてしっかり作り込まれたものなので私は1つは必ず持ち帰ってコレクションにしましたが、必要ない場合は返却してデポジット分を返金してもらえます。

日常的なプファンド

そして留学中に体験していいな、と思ったのがほとんどのスーパーマーケットに取り入れられているプファンド制度。

ほとんどのペットボトルやガラス瓶がプファンドの対象で、スーパーの出入り口付近には必ずプファンド自動回収機が設置されています!

もちろんエコバッグもスーパーで売っているので私はいつも、
スーパーで買ったエコバッグに空のボトルや瓶を入れて行き、
プファンドをしてボトルを返却(デポジット受け取る)。
そして買い物をして、エコバッグに入れて帰る。
という流れでした!

※少ないですがプファンド対象外のボトルもあるので、そういうものをリサイクルできるゴミ箱も用意されていました。

エコに対する思い

近年は各国でレジ袋の有料化や廃止、スーパーの食品廃棄禁止など、環境に配慮した流れが強くなってきました。
今回アースガーデンが行っているエコな活動を目のあたりにし、改めてドイツでの生活を思い出し、今日本で何ができるのか考えさせられる良い機会でした!

使い捨てプラスチックなどは利便性のために社会に浸透してしまっているので、突然廃止することも難しいです。かといって今まで通りに使い続けることももう選択肢にはないと思っています。

使い捨てから再利用可能なものにシフトしていきつつ、マイボトルなどの持参を推奨する。

今の日本にはとても合っているシステムなのかもしれません。

環境を守ることは絶滅危惧種を守ることにも繋がります。
今後さらに、あらゆる方面から絶滅危惧種をサポートできる活動を行っていこうと思います!